犬の鼻炎 症状・原因・治療方法とは?
犬の鼻炎 症状
さまざまな原因によって、鼻の中の粘膜が炎症を起こす病気です。
症状が軽度の場合は、水のような鼻汁が少し出て、それが乾いて鼻のまわりにくっついたり、
たまにくしゃみで、鼻汁を飛ばしたりする程度です。
重度になると、血液が混じったり、膿のような鼻汁が出て、たえず鼻汁をたらした状態になります。
鼻炎のために、鼻の粘膜が腫れるとともに、鼻汁で鼻腔が狭くなり、呼吸困難となるため、口を開いたまま呼吸したり、ぜーぜーという音が聞こえたりします。
原因と予防・治療方法
さまざまな原因が考えられますが、ウイルスや細菌の感染によるものが主と考えられています。
または、鼻腔内部の腫瘍や、事故などによる鼻腔周辺の骨折などや、アレルギーなども鼻炎の原因のひとつでないかといわれています。
原因を正しく診断して治療することが大切です。
ただし、治療は鼻炎だけにとらわれず、全身症状に注意して行う必要があります。
内科療法が一般的ですが、吸入器による治療や、腫瘍や外傷に対する外科療法まどが必要になることもあります。